今回ご紹介するアイテムは、レザークラフトに使用するニーフットオイルと呼ばれるものです。
ニーフットオイル
ニーフットオイルとは、牛のスネから取れる油のことです。
つまり、牛革と相性抜群なオイルということです。
ヌメ革やサドルレザーに使用できます。
アピールポイント
ニーフットオイルを使用する良い点は2つあります。
1つ目は保湿効果です。
人の肌と同様に、乾燥するとどうしてもカサカサになり劣化が早まります。
それを防ぎ、常にしっとりとしたさわり心地に保ってくれます。
2つ目は、エイジング効果です。
使用する革の色にも寄りますが、とても素敵なブラウンに変わります。
牛革に牛のオイルを使用するととても自然な色合いになり、今までとはまた違った気分を味わえるでしょう。
また、エイジング自体も少し早く進むようになります。
ウィークポイント
悪い点としては、完全な自然なエイジングとは風合いが変わってしまうことです。
自然なエイジングが行われると、いわゆる飴色に変化しますが、ニーフットオイルを使用するとオイルドレザーに近い濃い茶色になっていくと言われています。
もしそれが嫌なようでしたら、日光が当たらない場所にのみ使用すれば良いでしょう。
使用方法
今回はお手入れではなく、ヌメ革に塗る方法をご紹介したいと思います。
塗るために使用するアイテムとしては、
・ハケ
・ウールピース
・コットン
・柔らかい布(Tシャツの切れ端など)
・馬毛ブラシ
・指
などがあります。
私は100円ショップのハケを使用しています。
適当な小皿へオイルを少量たらし、それをハケで吸い取って革へ塗っていくだけです。
このとき、たくさん塗るとより濃い茶色になるので、好みの色合いでやめてください。
塗りたてのときはムラがあったとしても、時間をおいたらほとんど気にならないくらい浸透しますのでご安心ください。
終わりに
先日ご紹介した、オルファのロータリーコンパスカッターの練習がてら、丸いコースターを大量生産して色々試しています。
次はレーザー印刷とか着色とかでいろんなのを作りたいなと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
皆様も良きクリエイトライフをお過ごしください。
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