今回ご紹介するのは、オルファ社から出ています「別たち」という道具です。
別たち
別たちとは、切るだけでなく削ったり剥がしたり削いだりするために作られた刃物です。
でもこの形、何かに似ていると思いませんか?
そう、革包丁です。
この別たちは、安価で使い勝手が良く、革包丁の代わりとしてとても人気なのです。
メリット
別たちを使用するメリットは、研ぐ必要がないことです。
別たちは刃が交換できるので、切れなくなってきたら刃を交換することですぐに切れ味が復活します。
研いだほうが切れ味が長持ちしますので、全くとがなくても良いというわけでは有りませんが、革包丁よりはお手入れがとても簡単です。
また、レザークラフトをやっている人はカッターも使用していると思いますが、それよりも格段に切れ味が良いです。
デメリット
別たちのデメリットは、替刃代と細かいカットが苦手なことです。
別たちの刃は交換式ですので、替刃を用意して置かなければなりません。
替刃はずーっと必要ですので、コンスタントに費用が発生します。
また、逆手持ちをして使用するので、細かいカットがとてもやりにくいです。
カーブや模様のようなカットのときは別たちよりも普通のカッターやデザインナイフなどを使用したほうがきれいに切る事ができます。
まとめ
メリット
・頻繁に研ぐ必要がない
・カッターよりも切れ味が良い
・切れ味が良く、分厚い革でも切断が容易
・安価
デメリット
・細かいカットが苦手
・替刃が必要
終わりに
上記だけ見ると革包丁を買う理由がなさそうですが、革包丁は別たちよりも切れ味が良いです。
レザークラフトでは刃物の切れ味が作業性に直接関わってきますので、切れれば切れるほど良いです。
別たちの使用になれてきたら、革包丁を検討しても良いのではないでしょうか。
私も早く革包丁を使いこなせるようになりたいものです。
そのためにも、いろんなものを制作していかねばなりませんね。
まずは質より量、色々やっていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
皆様も良きクリエイトライフをお過ごしください。
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