ケガキに便利『銀ペン』

今回紹介するのは、銀ペンと呼ばれるペンです。

目次

銀ペン

銀ペンとは、革にケガキを行うための銀色のインクの出るペンです。

ケガキとは、カットしたり穴を開けたりするところに引くガイドラインのことです。

けがきとは 日本大百科全書

ケガキは、銀ペンでなくても丸ギリや鉄筆でも可能ですが、ヌメ革であればはっきりと線が見えますが、クロムなめしなどの柔らかい革にはくっきりと見える線を引くことは難しいです。

そんな時に活躍するのがこの銀ペンです。

また、通常のボールペンなどで線を引くこともできますが、インクが滲むので危険です。

銀ペンはにじむ心配はなく、また消しゴムで消すこともできますので安心です。

(すべての革で消しゴムで消えるわけではないです。)

メリット

銀ペンを使用するメリットは、にじまないこと、革に傷がつかないこと、書き直しができることです。

先述しましたが、ボールペンでも線を書くことは可能です。

ですが、インクが滲んでくるので、出来栄えが変わってきてしまいます。

鉄筆や丸ギリでは、表面に傷を付けて線を書きますので、ズレてしまった時に傷が残ってしまいます。

その点銀ペンであれば、表面が少し凹むだけですので時間とともに戻ります。

また、もし線を引くのに失敗しても消しゴムでこすれば簡単に消すことができます。

(すべての革できれいに消えるわけではないです。)

デメリット

デメリットは、インクが消耗品であることと、芯が太いことです。

鉄筆や丸ギリと違って、ボールペンに近いものになりますので、インクが無くなると書くことができません。

また、芯が太く定規などで線を引いた時は思ったよりも外側(内側)に線が引いてあります。

この点は鉄筆や丸ギリは先端が尖っていますので思ったところズバリに線を引くことができます。

ですので、カットする際はその点を考慮した位置で作業する必要があります。

まとめ

銀ペンがなくてもレザークラフトはできます。

ですが銀ペンを使用することで捗る作業があるのは確実です。

銀ペンにも様々な種類があるので、ご興味有る方は調べてみてください。

レザークラフトをやっていてまだ丸ギリなどで線を引いている方はこの機会に一度使ってみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

皆様も良きクリエイトライフをお過ごしください。

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